日本で最初のスマホ

日本国内で最初の国産スマートフォンと言われているのが、Vodafone 702NKです。このVodafone 702NKは、W-CDMAとGSMの両方の規格に対応していますので、日本国内やアメリカだけでなく、ほぼ全ての国で使用することができます。Vodafone 702NKは、名前こそVodafoneとつけられていますが、製造や開発をしたのはフィンランドに本社を構えるNokiaという会社です。サービスを提供するにあたり、ボーダフォン日本法人が提携したためにVodafone 702NKという名称になっているのです。

Vodafone 702NKは、日本向けに1から開発した物ではなく、すでに開発されていたNokia 6630というモデルを日本で販売するにあたって日本語化したモデルです。搭載されているOSなどは、Nokia 6630とVodafone 702NKは同じSymbianOS 8.0a となっていますので、ほぼ同じだと思って間違いありません。

OutlookやLotus Notesを使用することができたので、出先でPCメールなどを閲覧することも可能でした。また、現在のような再現度はありませんが、PC向けのウェブサイトの閲覧をすることもできました。